ハクスラ陰陽師 ルールブック v2.2(案)
1〜2人用/10〜20分/カード32枚
カードの文とこのルールブックが食い違ったら、カードの文が正しい。
早見表
ターンの流れ
- ターン開始時の能力
- 2人とも同時にカードを1枚伏せて出す
- 同時に開く
- 防御の段(先手→後手)
- 行動の段(先手→後手)。「他プレイヤーより先に動く」の人がいればその人が先
- 妖の行動(右の妖→左の妖)
- 勝ち・負けの判定。どちらでもなければ次のターン
3枚のカード: 攻撃=妖1体に攻ぶん(防で減る)/術=妖1体に術ぶん(防御無視)/防御=このターン何も受けない
防: 1ターンに合計で防の数だけ、攻撃のダメージを減らせる(常に働く)
手札: 出したカードはアクションの終わりに使用済みへ。ターンの終わりに手札が0枚なら、使用済みを全部手札に戻す
分ける: あとに倒れた妖にとどめを刺した人が先に選ぶ。次の戦闘の先手はもう1人
1. どんなゲーム?
あなたたちは2人の陰陽師。夜の街に現れる妖(あやかし)を6回の戦闘で退治し、倒した妖を 式神 にして能力を得たり、装備 して力を得たりしながら強くなっていく。
6回の戦闘のあとは 最終戦。ゲームを始める前に、どちらかを選んでおく。
- 決闘: 育てた陰陽師どうしで1対1。相手の HP を先に 0 にした方の勝ち
- ボス戦: 2人でボス(酒呑童子か橋姫)に挑む。ボスの HP を 0 にできたら2人の勝ち
2. 内容物
| カード | 枚数 | 内容 |
|---|---|---|
| キャラクターカード | 4枚 | 陰陽師。表=通常、裏=進化後(晴明・道満・梨花・葛葉) |
| 手札カード | 6枚 | 攻撃・防御・術 の3種類 × 2人分 |
| 妖カード | 18枚 | 表=妖の面(敵として現れる)、裏=式神の面(倒したあと使う)。Lv1・Lv2・Lv3 が6枚ずつ |
| キャラクターHPカード | 2枚(1人1枚) | 表=11〜20、裏=1〜10。陰陽師の HP を数える |
| 妖HP/ボスカード | 2枚 | 表=妖HP(1〜12)、裏=ボス(酒呑童子/橋姫)。以下、妖HP の面で使う時は「妖HPカード」と呼ぶ |
2.1 カードの見方
- HP: 体力。0 になると倒れる
- 攻: 攻撃力。攻撃カードで与えるダメージの数
- 防: 防御力。1ターンに合計で、この数だけ攻撃のダメージを減らせる(→ 5.4)。防御カードを出さなくても常に働く
- 術: 術の力。術カードで与えるダメージの数
- 能力: そのキャラクターがいつでも持っている効果。表と裏(進化後)で違う(→ 付録)
- 妖の面: 名前・Lv(1〜3)・HP・防・手①②③(妖が毎ターン打つ攻撃 → 5.5)
- 式神の面: 真ん中に 能力(式神にすると使える)。左・右・下の3つの帯が 縁(ふち)。装備した時、差し込んだ向きの縁だけが効く(→ 7章)
3. 準備
- 2人は机の同じ側に並んで座る。向かって左に座った人が「左の人」、右に座った人が「右の人」。妖の手の「左の人」「右の人」はこれで決まる
- 各プレイヤーはキャラクターカードを1枚選び、表(通常)を上にして自分の前に置く
- キャラクターHPカードを 11〜20 の面にして、キャラクターカードの 裏側 に、上端から数字がはみ出すように差し込む。キャラクターカードの上端が数字を隠すので、見えている数字のうち一番下が今の HP。最初の HP はキャラクターカードに書いてある数(図は 7.2)。HP が減ったら HP カードを下へずらす。10 以下になったら裏返して 1〜10 の面にする
- 各プレイヤーは手札カード3枚(攻撃・防御・術)を手に持つ
- 妖カードを Lv ごとに分け、よく混ぜて 妖の面を上にした山 を Lv1・Lv2・Lv3 の3つ、机の中央の奥に置く
- 妖HP/ボスカード2枚を、妖HP の面を上にして山のそばに置く
- 最初の先手 を決める: キャラクターカードの HP が低い方が先手。同じなら左の人
4. ゲームの流れ
| 順 | 妖 | 戦闘のあと |
|---|---|---|
| 第1戦・第2戦 | Lv1 の山から2枚 | 倒した妖を分ける(→ 6章) |
| 第3戦・第4戦 | Lv2 の山から2枚 | 〃 |
| 第5戦・第6戦 | Lv3 の山から2枚 | 〃 |
| 最終戦 | 決闘 か ボス戦(→ 8章) |
- 各山は6枚なので、各 Lv で2枚ずつ使わずに残る(ボス戦で使うことがある)
- HP は戦闘が終わっても回復しない。回復するのは、回復と書いてある効果を使った時と進化した時だけ
- 回復で最初の HP を超えてもよい。HP の上限は 20(HP カードの最大)
- 6回の戦闘のどこかで2人とも倒れたら、その時点でゲーム終了(負け)
- 第6戦が終わった時点で片方が倒れていたら: 決闘なら生きている方の勝ち(最終戦はしない)。ボス戦なら生きている方が1人でボスに挑む
4.1 戦闘・ターン・段・アクション時
- 戦闘: 妖2体が現れてから、2体とも倒す(勝ち)か、プレイヤーが2人とも倒れる(負け)までのこと。最終戦も1回の戦闘として数える
- ターン: 戦闘の中の1周。「カードを選ぶ → 開く → 処理する → 妖が手を打つ」で1ターン(→ 5章)。戦闘が終わるまでくり返す
- 段: ターンの処理を「防御の段」「行動の段」「妖の行動」の3つに分けた呼び方
- アクション時: ターンの中で、プレイヤー1人が自分の出したカードを処理する時間。順番は 5.3 の通り: 防御を出した人 → 攻撃・術を出した人 → 妖。同じ段の中では先手が先。能力の宣言と進化(→ 7.4)はアクション時にする
- 先手/後手: 戦闘のあいだ変わらない。「他プレイヤーより先に動く」の効果は、そのターンの行動の段の順番だけを入れ替える(先手・後手の名前と、妖の手の「先手に」「後手に」は変わらない)。次の戦闘の先手は 6章 で決まる
5. 戦闘のターン
5.1 戦闘の始まり
- その Lv の山の上から2枚を取り、妖の面を上にして机の中央に並べる。1枚目を左、2枚目を右 に置く(左の妖・右の妖)
- 妖HPカードを妖HP の面で1体に1枚、妖カードの裏側に差し込む。キャラクターと同じ要領で、見えている一番下の数字がその妖の今の HP(妖の面に書いてある HP に合わせる)
- 2人とも手札を3枚に戻す(前の戦闘の使用済みは全部手札に戻る。この戻しは「手札が0枚になるたび」の効果を起こさない)
- 「戦闘ごと N 回」の能力の回数を戻す
5.2 3枚の手札カード
- 攻撃: 妖1体を選び、自分の攻の数字ぶんのダメージを与える。相手の防で減る
- 術: 妖1体を選び、自分の術の数字ぶんのダメージを与える。防御無視(相手の防で減らない)
- 防御: 開いた時からこのターンの終わりまで、自分は ダメージを一切受けない(妖の手も、ボスの技も、防御無視のダメージも)。行動の段で起きるダメージ(決闘の相手の攻撃、土蜘蛛の「倒された時」など)も、妖のターンの手も防ぐ
装備の縁に書いてある効果は、その縁のカード(左=攻撃・右=防御・下=術)を出したターンにだけ起きる(→ 7.2)。
5.3 ターンの手順
- ターン開始時: 先手から順に、「ターン開始時」に使える能力を使うかを決める。使わなくてもよい
- カードを選ぶ: 2人とも同時に、手札から1枚を選んで裏向きに置く
- 開く: 2人とも同時に表にする
- 防御の段: 防御カードを出した人がいれば、先手→後手の順にその人のアクション
- 行動の段: 攻撃カードか術カードを出した人のアクション。先手→後手の順。「他プレイヤーより先に動く」の効果を使った人がいればその人が先
- 妖の行動: 生きている妖が、右の妖 → 左の妖の順に、そのターンの手を打つ(→ 5.5)
- ターンの終わり: 手札が0枚の人は、使用済みを全部手札に戻す。それから葛葉の能力のような「ターンの終わりに」の効果
- 妖が2体とも倒れていれば戦闘に勝ち(→ 6章)。プレイヤーが2人とも倒れていれば負け。どちらでもなければ次のターン
アクション時 にやること: 最初に、「アクション時」に使える能力(→ 7.1)の宣言と、進化(→ 7.4)をするかを決める。それから出したカードを処理する。処理が終わったら、そのカードを表向きで自分の前に並べる(使用済み)。使用済みのカードは次のターンに出せない。使用済みが手札に戻るのはターンの終わり(→ 5.3 の 7)。
5.4 防御力(防)
- 攻撃で受けるダメージが、防の数だけ減る。減らせるのは 1ターンに合計で防の数まで。例は 5.7
- 防御無視 のダメージ(術カード・「(防御無視)」と書かれた手や効果)は減らない
- 「このターン 防+3」のような効果でターンの途中に防が増えたら、そのぶん減らせる量も増える
- 妖の防も同じ。術カードは妖の防でも減らない
5.5 妖の手
- 妖の面には手が①②③の3つ書いてある。1ターン目は①、2ターン目は②、3ターン目は③、4ターン目はまた①、と順にくり返す。百物語や混乱で手が打てなかったターンも、数は進む。「3ターン目からは③を毎ターン」と書いてある妖は ①→②→③→③→③… と続ける
- 手には「誰に」「何ダメージ」が書いてある
- 先手/後手: その戦闘の先手のプレイヤー/後手のプレイヤー
- 両方: プレイヤー2人とも
- 左の人/右の人: 3章で決めた左右
- (防御無視): 防で減らない(防御カードを出した人には当たらない)
- 狙われた人が倒れていれば、生きている方に当たる
- 「残り1体になると 各ダメージ+n」と書いてある妖は、もう1体の妖が倒れてから、手のダメージがそれぞれ n 増える。「同じ手を2回打つ」も同じ条件
- 「倒された時、両方に n ダメージ」は、その妖の HP が 0 になった時に1回だけ起きる(防で減る)
5.6 倒れる
- HP が 0 になったプレイヤーは倒れる。倒れた人はカードを出せず、能力も使えず、回復もできない。もう1人が1人で戦闘を続ける
- 「九生」(猫又の能力)は HP が 0 になる瞬間に働くので、倒れずに済む
5.7 2ターンの例
第1戦。梨花(HP10 攻3 防1 術1)と葛葉(HP12 攻2 防0 術3)。HP が低い梨花が先手。相手は 提灯(HP5 防0。手①後手に2 ②両方に2 ③先手に3)と 狐火(HP4 防0。手①先手に2 ②右の人に2 ③後手に3防御無視)。1枚目の提灯が左、2枚目の狐火が右。
1ターン目
- ターン開始時: 2人とも使う能力はない
- 梨花は攻撃、葛葉は術を選んで伏せ、同時に開く
- 防御の段: 防御カードは無い
- 行動の段: 先手の梨花が提灯に 攻3 → 提灯 HP 5→2。梨花は攻撃カードを使用済みに置く。後手の葛葉が狐火に 術3 → 狐火 HP 4→1。葛葉は術カードを使用済みに置く
- 妖の行動: 右の狐火の手①「先手に2ダメージ」→ 梨花は防1 なので HP 10→9。左の提灯の手①「後手に2ダメージ」→ 葛葉 HP 12→10
- ターンの終わりに葛葉の能力(術を出したターンの終わりに使用済みを1枚戻せる)で術を手札に戻す。手札は 梨花=防御・術、葛葉=攻撃・防御・術
2ターン目
- 梨花は防御、葛葉は攻撃を出す
- 防御の段: 梨花のアクション。梨花はこのターンの終わりまでダメージを受けない。防御カードを使用済みに置く(使用済み2枚)
- 行動の段: 葛葉が狐火に 攻2 → 狐火 HP 1→0。倒した。葛葉は攻撃を使用済みに置く
- 妖の行動: 狐火は倒れている。提灯の手②「両方に2ダメージ」→ 梨花は防御中で 0。葛葉 HP 10→8
- 次のターンへ。梨花の手札は術1枚。3ターン目に術を出すと手札が0枚になるので、そのターンの終わりに3枚とも手札に戻る
6. 戦闘の後: 倒した妖を分ける
- あとに倒れた方の妖 の HP を 0 にした(=とどめを刺した)人が先に選ぶ: 倒した2体のうち好きな方を取る。もう1体はもう1人が取る
- 取った妖カードを式神の面(裏)にして、すぐに「式神にする」か「装備する(左・右・下のどれかに差し込む)」かを決める(→ 7章)。あとから変えられない
- 片方が倒れていた場合、生きている人が1体だけ取る。もう1体は捨て札にする
- 次の戦闘の先手は、後に選んだ人(とどめを刺していない方)。1人だけが取った場合はその人が先手
例: 第1戦で提灯 → 狐火の順に倒し、狐火にとどめを刺したのが梨花なら、梨花が先に選ぶ。梨花が狐火を取って左に差し込み(装備)、晴明が提灯を取って式神にする。第2戦の先手は晴明。
7. 式神と装備
倒した妖は、式神にするか装備するかで役目が変わる。同じ妖でも効果が違う。
7.1 式神と能力
- 式神の面を上にして、自分のキャラクターカードの横に置く。何体でも持てる
- 式神の面の真ん中に書いてある 能力 が使える。能力には〔いつ・何回〕が書いてある
- ターン開始時: 5.3 の 1 で使う(カードを選ぶ前)
- アクション時: 自分の出したカードを処理する時、その最初に宣言して使う。防御カードのアクションでも、攻撃・術カードのアクションでもよい。「〜の後」と書いてある能力は、宣言だけ先にして、効果はカードの処理の後に起きる
- 常時: 条件が満たされるたびに自動で働く(回数は無い)。自動: 決まった瞬間に必ず働く。どちらも宣言はいらない
- 戦闘ごと N 回: 1回の戦闘のあいだに N 回まで。戦闘が終わると回数が戻る
- ゲーム中1回: ゲームを通して1回。使ったらその式神を裏返し(妖の面にし)、使い切ったことを示す。裏返した式神も式神のまま(進化のコストや「式神の数」に数える)
- 同じ能力は 1ターンに1回 しか使えない
- 「使い切った時に縁に差し込める」と書いてある能力(混乱・捕食)は、使い切ったその時(能力の処理の直後)に、その式神を左・右・下のどこかに差し込んで装備できる。その時に差し込まなかったら、あとからは差し込めない
7.2 装備と縁
- 式神の面を上にして、自分のキャラクターカードの 裏側 に差し込み、縁の帯だけを見せる。左に差せば左の縁、右に差せば右の縁、下に差せば下の縁が見える。見えている縁だけが効く
- 左の縁 = 攻の縁: 「攻+1」なら自分の攻が 1 増える。それ以外の文は、攻撃カードを出したターンにだけ起きる(「攻撃の後、〜」は処理の後)
- 右の縁 = 防の縁: 「防+2」なら自分の防が 2 増える。それ以外の文は、防御カードを出したターンにだけ起きる
- 下の縁 = 術の縁: 「術+1」なら自分の術が 1 増える。それ以外の文は、術カードを出したターンにだけ起きる(「術の後、〜」は処理の後)
- 縁の効果は、そのカードを開いた時から効く(処理の前から)。「このターン攻+3」のような効果はそのターンだけ。「攻撃(術)の後」は、そのカードのダメージを与え終わった直後
- 装備は何枚でも重ねられる(数字は全部足す)。差し込んだ装備はそのゲームのあいだ外せない
7.3 攻・防・術の合計
- 自分の攻 = キャラクターカードの攻 + 左に差した装備の「攻+n」の合計(+そのターンだけの効果)
- 自分の防 = キャラクターカードの防 + 右に差した装備の「防+n」の合計(+そのターンだけの効果)
- 自分の術 = キャラクターカードの術 + 下に差した装備の「術+n」の合計(+そのターンだけの効果)
- 「攻の数字ぶんのダメージ」= その時点の自分の攻と同じ数のダメージ。「術の数字ぶん」も同じ
7.4 進化
- アクション時(自分の出したカードを処理する時の最初)に、自分の式神のうち Lv の合計が 5 以上 になるように何体か選んでキャラクターカードの下に置くと、キャラクターカードを裏返して 進化 できる(晴明と葛葉は合計 3 以上)。ターン開始時や妖の行動の途中にはできない
- 進化すると HP は裏の面の HP まで回復する。差し込んだ装備も、残した式神もそのまま
- 進化は1ゲームに1回。戻せない
7.5 相棒の式神(晴明・進化後だけ)
- 晴明が 進化した時、残っている式神から 1体 を選んで相棒にする(式神が残っていなければ相棒は無し)。あとから変えられない
- 相棒は横に置いたまま、能力が使えて、さらに 3つの縁が全部効く(差し込んでいなくても、攻・防・術の縁の数字と効果がそのまま足される)
- 相棒は進化のコストにできない
8. 最終戦
第6戦の分配が終わったら最終戦。どちらにするかはゲームを始める前に決めておく。
8.1 HP
- 最終戦の前に HP は回復しない(第6戦で残った HP のまま)
8.2 決闘(1対1)
- 相手のプレイヤーを妖と同じように扱う。ターンの手順は5章と同じ(妖の行動は無い)
- 攻撃・術は相手のプレイヤーに当てる。カードの文の「妖1体に」「任意の相手に」「妖全部に」は、決闘では相手のプレイヤーに当てる。「(決闘: 〜)」と書いてあれば、決闘ではそちらの効果になる
- 先手は、第6戦の分配で決まった先手
- 相手の HP を先に 0 にした方の勝ち。同じターンに2人とも 0 になったら、先手の勝ち
8.3 ボス戦(2人でボスと)
- 妖HP/ボスカードの1枚を裏返し、ボス(酒呑童子か橋姫)の面にする。ボスの HP は 36
- ボスは戦闘の最初に、Lv3 の山の上から1枚めくって 取り巻き にする。取り巻きは普通の妖として手を打つ(HP はもう1枚の妖HPカードで数える)。取り巻きがいる間、ボスはダメージを受けない(攻撃も術も取り巻きにしか当たらない)。取り巻きに「残り1体になると」の効果は起きない(ボスがいるので1体ではない)。取り巻きを倒しても式神・装備にはならない
- 妖の行動は 取り巻き → ボス の順
- ボスの手はカードに書いてある順に①から打つ。最後の手まで打ったら、以後はその手を毎ターン打つ(酒呑童子は⑤、橋姫は⑥)
- ボスの手の「技」: 「手札をランダムに1枚捨てる」は、狙われた人が手札を裏向きにして相手プレイヤーが1枚引き、使用済みに置く。「式神を1体選んで捨て札にする」は狙われた人が選ぶ。防御カードを出している人には能力も効かない
- ボスの HP を 0 にしたら2人の勝ち。2人とも倒れたら負け
【未決】ボスの HP 36 を何で数えるか。案: ボスの面に 36 までの目盛りを印刷する/妖HPカードをもう1枚足す。決まるまでは、紙に書いて数える
9. 1人用ルール
- キャラクターを1枚選び、最大 HP を +7 して始める。進化後も +7(20 を超えた分は紙に書く)
- 始める前に Lv3 の山の上から1枚めくり、式神にするか装備する(初期式神)
- もう1つの席(いない席)にも手札カード3枚を裏向きに置く。妖の手で「後手」「右の人」を狙うものは、いない席を狙うので空振りになる(自分は左の人・先手)
- 妖が1体だけになった次のターンから、いない席の3枚から毎ターン1枚をめくって妖の前に置く(3枚使い切ったら3枚を混ぜ直す)。自分のカードを選んだ直後にめくる
- 防御: その妖はこのターン、ダメージを受けず、手も打たない。次のターンも同じ手を打つ
- 攻撃: その妖の手は防御無視になる
- 術: 変わらない
- 倒した妖は、第1・3・5戦では1体だけ取り、第2・4・6戦では2体とも取る
- 最終戦はボス戦。ボス戦では「いない席」のめくりはしない
9.1 難しさ(10段階)
1人用は難しさを 10 段階から選ぶ。段が上がると要素が増えるだけで、前の段の要素が緩むことはない。
| 段 | 初期式神 | 妖の手 | HP | 追加 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 三の段 | 先手と左 | +7 | — |
| 2 | 三の段 | 先手と左右 | +7 | — |
| 3 | 一の段 | 先手と左右 | +7 | — |
| 4 | 一の段 | 先手と左右 | +7 | ボス強化 |
| 5 | 一の段 | 全部 | +7 | ボス強化 |
| 6 | 一の段 | 全部 | +5 | ボス強化 |
| 7 | 一の段 | 全部 | +5 | ボス強化・報酬は1体 |
| 8 | 一の段 | 全部 | +5 | ボス強化・報酬は1体・残り1体で手+1 |
| 9 | 一の段 | 全部 | +3 | ボス強化・報酬は1体・残り1体で手+1 |
| 10 | 無し | 全部 | +0 | ボス強化・報酬は1体・残り1体で手+1 |
- ボス強化: ボスの HP を 36 → 50、ボスの手のうち数字のあるものを全て +2。手の順も対象も変わらない(カードはそのまま使う)
- 残り1体で手+1: 妖が1体だけになったら、その妖は毎ターン手を1つ多く打つ
- 報酬は1体: 第2・4・6戦でも、倒した2体のうち1体だけを取る(もう1体は箱へ)
- 妖の手: 「先手と左」「先手と左右」「全部」= 妖の手のうち自分に向くものの範囲
10. カードの言葉
- 任意の相手: 生きている妖のどれか1体を自分で選ぶ(決闘では相手のプレイヤー)
- 妖全部: 生きている妖すべて(決闘では相手のプレイヤー)
- 敵全部: 生きている妖すべて(決闘では相手のプレイヤー)
- もう1体の妖: 自分が今ダメージを与えた妖でない方の、生きている妖。いなければ何も起きない
- 同じ相手に追加ダメージ: 今ダメージを与えた相手に、続けてもう1回ダメージを与える
- 受けるダメージ−n: このターン、受けるダメージを合計で n 減らす(防御無視のダメージも減らす)
- HP n を払う: 自分の HP を n 減らす。HP が n 以下なら払えない(使えない)
- 捨て札にする: そのカードをゲームから除いて箱に戻す。戻ってこない
- 戻せる/戻す: 「戻せる」は戻さなくてもよい。「戻す」は必ず戻す
- 使用済み: 自分の前に表向きで並べたカード。今処理しているカードは含まない(「使用済み1枚につき」も同じ)
- 手札を1枚捨てる: 手札から1枚選んで使用済みに置く(今出したカードは選べない)。捨てて手札が0枚になっても、戻るのはターンの終わり
- 手札が0枚になるたび: ターンの終わりに手札が0枚になり、使用済みが手札に戻った時。戦闘の始まりの戻しは含まない
- 他プレイヤーより先に動く: そのターン、行動の段で一番先に処理する。2人とも「他プレイヤーより先に動く」なら先手が先
- 次の攻撃に足す: 次に攻撃カードを処理する時のダメージに足す。戦闘が終わると消える。何回分でも足せる
- HP を n 回復: HP が n 増える。最初の HP を超えてもよい。上限は 20
- 数字が 0 以下になる時は 0 として扱う。ダメージや効果は、書いてある順に1つずつ処理する
11. よくある質問
- Q. 連撃で2枚目に防御カードを出したら? → 出した時点から守る。それより前に受けたダメージは戻らない。2枚目の縁の効果も起きる。唐傘の下の縁「攻撃カードが手札にあれば、それを出して処理する」は、手札にあれば必ず出す
- Q. 百物語や混乱で手を打てなかった妖の手は、次のターンどうなる? → 数は進む(①を打てなかったら次は②)。1人用の「防御」のめくりだけは、同じ手をもう一度打つ
- Q. 剛力の2倍はいつ計算する? → 縁や「次の攻撃に足す」を全部足した後の数を2倍にし、それから相手の防で減る。梨花(進化後)の2回目の攻撃にも2倍が乗る
- Q. 呪詛と、がしゃどくろの下の縁「ダメージを2回与える」が重なったら? → 3回与える。どちらもダメージだけで、縁の効果は増えない
- Q. 道満(表)の「防御を出した時」のダメージはいつ? → 防御の段。道満の防御のアクションの中で与える(攻撃や術より先)
- Q. 道満(進化後)の「返す」はどの手に効く? → 「(防御無視)」と書いていない妖の手と、決闘の相手の攻撃カード。返すダメージは相手の防で減らない
- Q. 策謀は2人で妖と戦っている時に使える? → 使えない。決闘か1人用でだけ意味がある
- Q. 取り巻きがいる間、ボスは「任意の相手」に選べる? → 選べない(ダメージを受けないので、取り巻きを選ぶ)
- Q. 式神を裏返した(使い切った)あとも式神? → そのまま式神。進化のコストや晴明の「式神の数」に数える。混乱・捕食だけは、使い切ったその時に装備に差し替えられる
- Q. 1人用でボスの技「式神を1体捨て札にする」を受けたら? → 自分の式神から1体選んで捨て札にする。式神がいなければ何も起きない
付録: キャラクターの能力
- 晴明 表: HP11 攻2 防1 術2 / 能力: 手札が0枚になるたび、敵全部に式神の数だけダメージ(防御無視) / 進化: 式神を Lv の合計 3 以上ぶんこのカードの下に置き、裏返す
- 晴明 裏: HP13 攻3 防1 術3 / 能力(進化後): 進化した時、式神1体を相棒にする。相棒は横に置いたまま3つの縁が全部効く
- 道満 表: HP13 攻3 防0 術2 / 能力: 防御を出した時、任意の相手に術のステータス合計−1のダメージ(防御無視) / 進化: 式神を Lv の合計 5 以上ぶんこのカードの下に置き、裏返す
- 道満 裏: HP15 攻3 防0 術3 / 能力(進化後): 防御を出したターン、受けるはずだった攻撃を相手に返す(防御無視で返す。術は返さない)
- 梨花 表: HP10 攻3 防1 術1 / 能力: 攻撃カードのダメージは防御無視 / 進化: 式神を Lv の合計 5 以上ぶんこのカードの下に置き、裏返す
- 梨花 裏: HP12 攻4 防1 術2 / 能力(進化後): 攻撃カードのダメージは防御無視。攻撃の後、もう1回攻撃する
- 葛葉 表: HP12 攻2 防0 術3 / 能力: 術を出したターンの終わりに、使用済みのカードを1枚、手札に戻せる / 進化: 式神を Lv の合計 3 以上ぶんこのカードの下に置き、裏返す
- 葛葉 裏: HP14 攻4 防0 術4 / 能力(進化後): ターンの終わりに、使用済みの攻撃と術を手札に戻せる。戻した札1枚につき、任意の相手に2ダメージ(防御無視)
式神の能力の文は式神の面の通り。全カードの文は「全カードの文」のページにある。
奥付: v2.1(2026-09-21)。遊べる版(engine v0.19af)とこの本が食い違ったら、遊べる版が正しい。